あいりすの海外映画

大好きな海外ドラマ・映画について綴っています。

『グッド・オーメンズ』シーズン2のロケ地をGoogleストリートビューで巡る。

https://twitter.com/PrimeVideo_JP/status/1684806081032122368?s=20

ついに、『グッド・オーメンズ2』が本日7月28日午前9時に配信されましたね!!前シーズンから約4年以上、『ロックダウン』からも約3年経ちました。当初は原作小説の著者であり脚本家のニール・ゲイマン先生は続編はないと発表していて、少し長い映画として観てほしいと述べていたので、私も続編が決まってからずっと楽しみにしていました。

シーズン1でも使われたロンドンのソーホーのアジラフェルの古書店やマギーが営む“スキニーラテ”やニーナの“コーヒーをさもなくば死を”、アジラフェルの嫌いなパブ“ダーティー・ドンキー”等のセットは、クロウリーデヴィッド・テナントさんが生まれた街であるスコットランドのバスゲートにあります。シーズン2ではスコットランドの物語も多く出てきて、撮影のほとんどはスコットランドで行われました。

 

セント・ジェームズ・パーク 公園のベンチ

Horse Guards Road, London, SW1A 2BJ, England

ロンドンのバッキンガム宮殿の近くにあるアジラフェルとクロウリーがよく密会していたお馴染みの公園ですね。クロウリーによるとアヒルにはパンではなく冷凍豆が良いそうです。今シーズンではクロウリーの地獄の後任シャックスと会うシーンとして出てきますが、シーズン1では実際にもセント・ジェームズ・パークで撮影されていましたが、シーズン2ではエディンバラにあるインヴァーリス・パークで撮影されました。

 

Inverleith Park クロウリーとシャックスの公園のベンチ

雰囲気が少しセント・ジェームズ・パークに似ていますね。ニール・ゲイマン先生によるとスタッフが餌を投げるほどアヒル達が逃げていくそうです(笑)

 

Circus Lane ベントレーを泊めていた場所

Edinburgh,  EH3 6SU,  Scotland

地獄が家賃を出していたフラットから追い出されたクロウリーベントレー車中泊をするために停めていた場所です。1828年に建てられたSt. Stephenという49メートルの高さの教会が見えて、石畳の道と建物がとても美しい街並みですね。かつては一階が馬小屋でその上に人が住んでいた建物だったそうです。このエリアは芸術家や作家や詩人、ミュージシャンなどが住んでいるエリアで知られていて気まぐれで風変わりな魅力があります。クロウリーが愛車をここに停める理由が分かる気がしました。

 

Cask & Barrel 死体盗掘人のパブ

24-26 West Preston Street, Edinburgh, EH8 9PZ, Scotland

実際には「Cask & Barrel」という名前のパブですが、撮影では看板を「The Resurrectionist(死体盗掘人)」に変えました。劇中でこのパブはジュークボックスの曲がバディ・ホリーの「Everyday」に変わってしまうという不思議なことが起こっていましたね。ガブリエルとベルゼブブが訪れる前はテナントさんの好きなスコットランドの双子のバンドであるザ・プロクレイマーズの「Letter from America」という曲が流れていました。12時から22時まで営業しています。(土曜日と金曜日は23時まで)

 

Old Town Cemetery ガブリエル像がある墓地

Stirling, FK8 1EG, Scotland

AZフェルの秘密の日記第603巻の記述、1872年11月10日のエディンバラで死体を掘り起こしていた墓地です。スターリング城から徒歩4分です。残念ながらガブリエルの像はセットであり、実際にはありません。あのタイタニック号のエンジニアの墓石や、物語で出てきた聖書のヨブの書の場面を再現した墓石もあるそうです。

 

Broad Street、Mar Place スターリング城近く

Stirling, Scotland

クロウリーがアジラフェルとエルスペスが“ニシンの酢漬け”の荷台に乗せた死体を運んでいた場面の通りです。こちらも近くにはスターリング城やオールド・タウン墓地、ホーリー・ルードという教会があります。

 

The Hippodrome ウエストエンドの舞台

10 Hope Street, Bo'ness, EH51 0AA, Scotland

1941年にアジラフェルとクロウリーがウエストエンドの舞台でマジックを披露した劇場です。奇跡が封じられた中で銃弾キャッチをしました。1912年にオープンしたスコットランドで最も古いpurpose-built(特別な目的のために建てられた)映画館です。毎年3月にはサイレント映画のフェスティバルが開催されます。